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経営・管理ビザの要件変更に注意 ―2025年10月からの新基準とは

  • akiharakk
  • 10月30日
  • 読了時間: 1分

2025年10月より、「経営・管理」ビザ(在留資格)の要件が大きく変更されました。これまでに比べ、資本金・雇用・経営者の経歴などが厳格化されており、従来の基準で申請しても不許可となる可能性があります。

申請・更新時の注意点

  1. 資本金の裏付けが重要 出資金の出所や資金の流れを明確に説明できることが求められます。 預金通帳や送金証明など、資金の実在性を示す書類を整備しましょう。

  2. 雇用体制の整備 形式上の採用では認められません。社会保険加入や給与支払いなど、実際に従業員が働いている証拠を示す必要があります。

  3. 経歴・学歴の証明 経営経験がない場合は、関連分野での実務経験や大学院修了などで補うことが可能です。履歴書や職務証明を準備しましょう。

  4. 事業計画書の信頼性 専門家が評価した計画書の提出が求められます。事業内容・市場分析・収支計画を明確にし、実現可能性のあるプランを示すことが大切です。

  5. 更新時も「見込み」が審査対象 既に在留している方も、今後の更新で新基準に沿った体制づくりが求められます。資本金の増資や雇用計画の整備など、早めの対応をお勧めします。

 
 
 

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